【留学の記憶③】中国生活で恋しくなったもの

学び
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“こと”

いつでもどこでも楽しみながらできる仕事を考え中の30代主婦。遅れてきた“可愛くなりたいお年頃”。夫が大好き。ときどき学生、ときどき先生もしています。
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前回に引き続き、私の留学の記憶をめぐる旅です。

第3回は、中国滞在中に恋しくなったものについて。10年前と今とでは事情が違うところも多いと思いますが、当時私がしていた対処法とともにご紹介します!

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生野菜

10年前の中国・天津。

話には聞いていましたが、生野菜を食べる習慣がほとんどありませんでした。街の食堂や一般家庭では、農薬を落とすために野菜用の洗剤で洗い、必ず加熱して食べるのがセオリー。全くないわけじゃないんですが、あっても高ーいレストランなど。普段の生活の中で生野菜を食べようとする中国人の友だちはいませんでした。むしろ生野菜に対しては私以上に警戒していました。

そんなわけなので、普通に生活していると生野菜サラダに出会うことはありませんでした。野菜は油で炒めるもの。トマトもキュウリも加熱します。大学の食堂のチャーハンにはキュウリが入っていて驚きました。(慣れると案外美味しいです、キュウリ入りチャーハン)

生野菜が食べたい時の対処法

それでもどうしても生野菜が食べたくなった時、私はケンタッキーに行ってコールスローを食べていました。日本にいるときはあんまり好きじゃなかったんですが、このときは美味しく感じていました。

求めている生野菜とは違いますが、「まぁ仕方ないよネ」と思って食べていました。

お風呂

留学中に恋しかったもの二つめ。ズバリ、お風呂です。

留学中のシャワー事情は、今思うとなかなかキツかった・・・。

留学中は大学の寮に住んでいました。当然、寮に湯船などありません。

シャワーしかなかった上に、そのシャワーもトイレの真上にありました。トイレの真上です。わかりますでしょうか?シャワーのお湯が便座に降り注ぐのです。当時は「お湯が出るだけ良かったわ」と思っていましたが、今考えると不便極まりないですね。

寮は二人部屋で、トイレットペーパーは各自購入。購入後はトイレタンクの上に置いていました。なのでシャワーを浴びる前にはペーパーを各自の机の上に移動させ、トイレが乾くまではペーパーを持ち込まないという暗黙のルールがありました。

トイレとシャワーが同じ空間にあるのはいいけど、なんでトイレが特等席でシャワーを浴びていたのでしょうか。そもそもトイレってシャワーを浴びる必要ありますでしょうか。

んー、謎。

ちなみに滞在中に温泉1回、銭湯っぽいところに1回行きました。どちらも中国人のお友だちの家族に連れられて行った場所です。温泉は内陸部の農村地帯にあったもので、日本の山奥の温泉という佇まいでした。銭湯は日本とは全然違いました。湯船なし、シャワーがたくさん並んでいて、端っこにアカスリ台がいくつかあって・・・という感じ。ちなみにここで初アカスリをしました。

お風呂に入りたい時の対処法

「耐える」

以上です。

要するに対処法できなかったのです。「お風呂に入りたいけど入れない」「シャワーが不便でツライ」というどうにもならない気持ちも含めて留学だと考えていました。

そのぶん、帰国後の自宅のお風呂が至福でした!自分がこんなにもお風呂好きだったとは・・・。新たな自分が発見できて良かったです。

ちなみに、私がいたのは一番古くて暗くて安い寮でした。ランクを上げるともうちょっとまともなシャワーがあったはず。

日本語

恋しかったもの三つめは日本語です。日本人の友だちがほとんどいなかった私は、日本語で話す機会もほとんどありませんでした。(参考記事:【留学の記憶①】10年前、私はたった一人で中国へ行った

日本語を勉強中の中国人の友だちもいるけど、それはやっぱり学習者の日本語。中国人の日本語の先生もいるけど、でもやっぱり日本語母語話者のようにはいかない・・・。

skypeはあったものの寮にひいてあるネット環境はイマイチだったし、国際電話は高くてかけられませんでした。ネット自体にも使える上限があり、skypeも頻繁には使えない。それに、家族の声を聞いてしまうとホームシックになってしまいそうで、なかなかかけられない・・・。

完全に私の強がりでもありますが、日本にいる友だちや家族に連絡するのは違う!と思っていました。なので1年間の留学中、家族に電話したのは数えるほどです。まわりを見ると「毎週末電話してる」「毎日だよー」なんて人もいたので、私はちょっと特殊だったかもしれません。

「たった1年の留学なんだから、日本にいる友だちとか家族に甘えたら負け」ぐらい思っていました。はい、極端です。

日本語が恋しくなった時の対処法

電話ができない、skypeも制限つき、LINEもない、日本人の友だちもいない。日本語は恋しいけどせっかくの留学中に日本語に逃げたくない!

そんな私が日本語に触れたくなったときは、(たぶんダメなやつなんだけど)日本語のドラマを見ていました。そのほかには現地駐在員向けの日本語フリーペーパーを読んだり、伊勢丹をブラブラして日本語が聞こえてこないか耳を澄ましたり。

時々、日本語のめちゃくちゃ上手な中国人にも出会えることがあったので、そういう時には日本語で話したりしました。

*****

恋しいと思うものを抱えながら過ごした1年間。でも、寂しくはありませんでした。自分の言いたいことが言えなくてもどかしい、色々不便、でも楽しかったし、そういう経験ができて本当に良かったと思います。

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